2泊3日の広島滞在、ラスト。
早めに起きてチェックアウトを済ませ、荷物を預けて平和記念公園へ。
あ、余談だけど、
アメリカのホテルでは、荷物を預けると$5請求される。ちょっと世知辛い。
日本のホテルはサービスで預かってくれる。

広島に来るのは初めてではなくて、今回で3回目。
実のところ全部コンサートがメイン。
観光どころでは無かったってのもあるんだけど、
平和記念公園はすぐ近くなんで、行こうと思えば行けた筈。
でも、何となく足が向かなかった。
原爆の惨劇を受けとめきれて無かった。
でも、この先また広島に観光で来られるかどうか分からないので、
今回、思い切って行く事にした。

資料館は、思っていた程にはキツく無かった。
…実際の通りに再現されていたら、生きた心地などしないだろう。
見学者への配慮がある。
欧米系らしき白人観光客も大勢来ていた。
オバマ大統領効果もあるのかな。
彼らはどう受けとめているのだろう。
帰国して、家族や知人に何と語るのだろう。

戦争の背景は何とも言えないけど、
自分の今の年齢より若くして亡くなった方々がいると思うだけで、心が痛む。

松苗あけみ先生の「純情クレイジーフルーツ」思い出しちゃった。
名前は出て来ないけど、見た目マニッシュだけど心は乙女な子が、
修学旅行で広島に来て、資料館の展示見て、耐え切れなくて泣いちゃうの。
真っ当な感受性を持つ人なら、そうなるよね。

広島を出て、新幹線のぞみで1時間、姫路にたどり着く。
世界遺産、姫路城、じっくり見て来ました。
日本のお城にはあまり興味がある方では無かったのだけど、
さすが世界遺産と言うだけあって、素晴らしかった。
気品と威厳がある。
西洋のお城を見慣れてると、タペストリーも装飾家具も無いのがちょっと拍子抜け？
日本の武将は質実剛健。
貴族と武将、それぞれ互いに、時代によって権力を持っていたからかな。

姫路城を出た後は、宿泊先の大阪へ。
疲れました。


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