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マンガ家Mの日常
ショートで失敗して5位発進の紀平梨花が、得意のトリプルアクセルで挽回。
ライバルをごぼう抜きで堂々の優勝。
世界選手権や五輪と違い、参加選手が限られているので、
必ずしもハイレベルではなかったものの、
日本人3選手が、もう少しで表彰台を独占する勢いで、安定感を示した。

そんな中、気になったのは、上位の外国人選手達の身体の細さ。
どう見ても痩せ過ぎ。
不健康そうな痩せ方が美しくない。
10代半ばで極端なダイエットをしていたら、発育不良ですぐに身体を壊して、
選手寿命を縮めかねない。

トリプルアクセルを飛ぶ選手が少しずつ増え、4回転を飛ぶ若手選手も現れた。
ジャンプが大きな得点源となる配点制度なので、
難易度の高いジャンプを跳べなくては、上位に食い込めない。
ジャンプを跳ぶ為には体重が軽い方が有利。
10代後半で太り始めるロシア選手がどんどん脱落して行く。

だからといって、このような酷いダイエットに対しては、
スケート協会として、警鐘を鳴らすべきではなきだろうか。
アメリカのテネルは顔色もよくなかった。
結果を出せずに泣いていたのは、痩せ過ぎに原因があるのではないだろうか。

日本の3選手は、
紀平梨花は一番細いけれど、元の体型がスレンダーで、無理な痩せ方ではない。
三原舞依や坂本花織は、むしろややふっくらしているが、
それでもちゃんとジャンプをこなしている。

無理に痩せれば、健康を損なうし、脳にも影響して、精神的にも不安定になる。
筋肉まで痩せれば、筋力が落ちるだけでなく、怪我もしやすくなる。
健康を犠牲にして挑む競技とは、一体どういう意味があるのか。
健康とは、スポーツにおける美しさとは、何なのか。
スケート協会は指針を定める必要がある。

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