忍者ブログ
マンガ家Mの日常
当日は殆ど初対面の人ばかり。
主催者の方が予め席を決めていたので、ランチの間はお隣の方とお話。
初対面だし、全く違う業種の方ばかりなので、どう会話を進めたもんだか。
会の終盤、お隣の方から、話を聞くのが上手、とお褒めに預かりました。

実はね、話を聞く力にはある程度自負がある。
自己流だけど、それなりに意識して訓練して来たから。

基本は、相手のテリトリーに入る事。
その人が話せるジャンルじゃなきゃ、話にならないからね。
相手のジャンルに合わせて、好奇心を働かせて話を引き出す。
男の人だとかは、その人の得意分野についてこちらから何か尋ねると
いくらでも話してくれるから、情報収集の意味も兼ねられる。

でも、実のところ、そう簡単ではない。
少なくとも、相手の得意分野について話を合わせる程度の知識は必要だから。
「私、何にも知りません、興味ありません。」では相手も話す気が失せる。
詳しく知っておく必要は無いけど、
話のとっかかりになる3%程度の知識は必要。
3%で良い。あんまり詳しく知ってると、相手は優位性を感じられなくて
やっぱり話す気が失せてしまいかねない。

でも、時々面倒だなって感じてしまう時もある。

こっちが相手の話を聞いていると、ドンドン話して来るばかりで、
逆にこちらの話を聞こうともしない人もいる。
そう言う人は、聞く立場になっても下手だから、話しづらい。

そうこうしているうちに、
聞くのはいくらか上手でも、自分の事を話すのがやや苦手になってしまった。
相手が自分の話に興味を持って聞いてくれているのかどうか、
それが気になって話せない。
マジで、聞いてない人もいるしね。
いきなり話を切られたりとかすると、やっぱ話す気力が失せる。
で、つい、慌てて話を切り上げようとしてしまうんで、
説明不足で中途半端な話になってしまったりもする。

話し下手は、子供の頃のトラウマにも起因する。

(続く。)
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック