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マンガ家Mの日常
昨日は午前中にテニスのレッスンがあった為、
朝方バタバタしていて朝刊を読まずにいた。
今朝になって昨日の朝刊を開いて、訃報の記事に目が止まり、ショック。
悲しい。


面識は無いけれど、学生時代には色々な作品に接した。
「セブンティーン」の黄金期を支えたトップマンガ家。
個人的に記憶に深いのは「オーロラの見える日」「風と共に去りぬ」等。
絵もストーリーも、ハイティーン向け少女マンガの王道を行っていた。

15歳でデビューされたそうで、
本来ならば画業50周年を盛大に祝う年になる筈だった。

享年65歳、肺がん。

数多くの作品を世に送り出し、充実したマンガ家人生を過ごされた。
でも、亡くなるにはまだ早過ぎる。
週刊連載の疲労が蓄積されていたであろう事は想像に難く無い。


同じ朝刊の別の紙面に、
池田理代子先生の画業50周年記念イベントの1面広告が掲載されていた。

少女マンガが培ってきた半世紀に直面し、時の流れに一瞬目眩がする。

子供の頃、自分が出会って愛した少女マンガの世界が
少しずつ霧の彼方に消えていくような寂しさを感じる。


津雲むつみ先生のご冥福をお祈りします。




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