しょっぱなからなんなんだけど、愚痴らせて欲しい。
原作を細かく読み込んで、プロットとしての組み直しを考え中。
はっきり言ってしまえば、
原作の構成がしっかりしてれば、この工程は必要無い。
ページ合わせの為に少しエピソードを削る程度で済む筈。
しかし、今回の原作も問題が多い。
基本、ハーレクイン小説の読者は美男美女のロマンスに浸りたい訳で、
作家もそのニーズに応えるべく筆をふるっている。
今作もロマンスシーンはじつにしっかり書き込まれている。
(でも大半は裸絡みのシーンだったりして、
これはデジタル版で黒く塗りつぶされるんで、描く訳に行かない。)
が、一方で、
物語の土台である基本設定の作りが非常に甘い。
ストーリー展開に関わる問題が見過ごしにされているし、
話の展開の必然性も曖昧。
ロマンスシーンだけを読みたい小説の読者はそうしたところは気にせずに
飛ばして読んで行くんだろうけど、マンガではそうはいかない。
いつも書く事だけど、マンガというのは全体像を掴み易く、
わかり易く読めるように出来ている優れた形式を持っている。
なので、矛盾や破綻が誰の目にも明らかになる。
基本構成はシンプルでガッチリした物でなければいけない。
ところが、ハーレクインの小説は、その点が甘い物が多い。
これではマンガとして組み上がらない。
出来上がった作品の矛盾や破綻を処理してゆくのは
ある意味、作品を1から作るより難しいし、面倒。
この段階で足踏みさせられる事が増えて来た。
仕事していて楽しく無い。
困難を乗り切ったとしても、どこからも評価されないし、懐が潤う訳も無い。
愚痴りたくもなる。
原作を細かく読み込んで、プロットとしての組み直しを考え中。
はっきり言ってしまえば、
原作の構成がしっかりしてれば、この工程は必要無い。
ページ合わせの為に少しエピソードを削る程度で済む筈。
しかし、今回の原作も問題が多い。
基本、ハーレクイン小説の読者は美男美女のロマンスに浸りたい訳で、
作家もそのニーズに応えるべく筆をふるっている。
今作もロマンスシーンはじつにしっかり書き込まれている。
(でも大半は裸絡みのシーンだったりして、
これはデジタル版で黒く塗りつぶされるんで、描く訳に行かない。)
が、一方で、
物語の土台である基本設定の作りが非常に甘い。
ストーリー展開に関わる問題が見過ごしにされているし、
話の展開の必然性も曖昧。
ロマンスシーンだけを読みたい小説の読者はそうしたところは気にせずに
飛ばして読んで行くんだろうけど、マンガではそうはいかない。
いつも書く事だけど、マンガというのは全体像を掴み易く、
わかり易く読めるように出来ている優れた形式を持っている。
なので、矛盾や破綻が誰の目にも明らかになる。
基本構成はシンプルでガッチリした物でなければいけない。
ところが、ハーレクインの小説は、その点が甘い物が多い。
これではマンガとして組み上がらない。
出来上がった作品の矛盾や破綻を処理してゆくのは
ある意味、作品を1から作るより難しいし、面倒。
この段階で足踏みさせられる事が増えて来た。
仕事していて楽しく無い。
困難を乗り切ったとしても、どこからも評価されないし、懐が潤う訳も無い。
愚痴りたくもなる。
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