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マンガ家Mの日常
ネットニュースをフラフラと見ていたら、
とある若手の男性マンガ家さんの訃報を伝える記事があった。
まだ34歳だったんだって。
デビューから数年、仕事が軌道に乗って、これからというところだったようで、
お気の毒。 寂しいですね。


で、その記事の下に関連記事があって、
中島徳博先生の訃報が載っていた。昨年8月、64歳で亡くなられていた。
「アストロ球団」が代表作。
子供の頃、少年誌は全く読んでいなかったので、人から聞いていただけ。
Wikiでざっとあらすじを見ただけでも、かなりメチャクチャ!で面白そう。

今Wikiで見て知ったんだけど、
「少年ジャンプ」のアンケート至上主義を発案したのは
中島先生だったんだって!
当時「アストロ球団」が大ヒットしてたから、その勢いで言っちゃったんだろう。

でも、その後の別の連載はどれも短命で10話程度で終わってるから、
自らが作り出した方針に苦しめられる羽目になったらしい。

確かにね、マンガに限った事では無いんだけど、
厳しい競争が全体のレベル向上に繋がるのだから、
提案そのものは間違ってなかったんだろうけどね。

う〜ん、でも、やっぱり、
読者アンケートでの評価一辺倒ってのも良く無いか。

なんと、平松伸二先生や村上もとか先生がかつて
中島先生のアシスタントしてたんだって。


「アストロ球団」原作者、遠崎史朗先生についてもWikiで見てみた。
「少年ジャンプ」のフリー編集者だったけど、
労組の委員長になって会社に睨まれて辞職させられちゃった。
そしたら、同情的だった「ジャンプ」編集部が原作者として使ってくれたんだって。

「少年ジャンプ」に歴史あり。

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