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マンガ家Mの日常
ネットニュースから。

とある人気マンガ家さんが、
ある日突然銀行口座の預金およそ2100万円をサシオサエられた。
慌てて銀行に問い合わせすると、年金の長期間未納によると判明。
「ある日突然」ではなかった。
そのマンガ家さんの話によると、
ごく最初の何年かは年金を納めていたけど、
将来的にどのくらい貰えるかも分からないし、面倒になって、
請求の通知をずーーっとほったらかしにして、溜まったら捨てていたそうな。
年金機構がやるべき仕事をした結果のサシオサエ。

50代だそうだから、全額納めていたとしても、2100万円より遥かに安い筈。
滞納の追徴金が加算されたのかな。

「2100万円サシオサエはキツい。」と言う一方で、
「お金は無くなったものと考える。」とも語っておられた。
青年誌を読まないので、作品は読んだ事無かったけど、
それでも私なんかがお名前を存じ上げている程の人気作家。
それなりの高収入はおありだろう。
だから年金請求の通知を無視出来た? 

会社員であれば、会社が厚生年金納入の手続きをやってくれていて、
引退後にはそれなりの年金が支払われるので、安心度が高い。
マンガ家のようなフリーランスの仕事だと、自分で国民年金に加入して、
毎年、もしくは2年まとめで納入する。
厚生年金よりは、貰える金額が遥かに少ないけど、
毎月固定で貰えるお金は有り難い。

月額数万円程度なら、必要無いと思われたのかもしれないが…、
年金というのは、互助制度のひとつなので、
高額所得者は定額所得者を助ける意味合いもある。
また、現在自分が納めているお金は、自分の為ではなく、
現在支給を受けている方々への為となっている。
助け合いの精神。

急な大金の差し押さえで慌てただろうと容易に推察されるけど、
もう少し慎重に発言していただきたかったかなぁ。
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