忍者ブログ
マンガ家Mの日常
有名医師の似顔絵を、悪意あるネタにしてマンガに描いた件。

マンガ家さんの年齢から見ると、
そういう事をして良いかどうか、判断出来るキャリアの筈だけど、
よく考えずに描いてしまった。

それも問題なんだけど。

商業ベースのマンガの場合、プロット、ネーム、下描きの各段階で
担当編集者のチェックが入る。
そして、最終的に仕上がった原稿を編集長がチェックする。
それが本来の仕事の進行。

ところが、今回の件では、それが機能していなかった。

何故か?

デジタル版だから、チェックが甘くなっていたのか?

どういう流れで当人に届いたのか?
申し訳ないけど、デジタル版で、それ程読まれているとも思えない、マイナーな部類。
ご高齢で多忙な有名医師が、そのデジタル雑誌を定期購読しているとも思えないので、
おそらく、読者から当人へ、Twitterとかからチクリが入ったのだろう。
それはそれで、何だかすごいけど。

今回、医師の側が、謝罪と描き直しさえしてもらえればそれで良いとして、
マンガ家もすぐにそのように対応したので、事なきを得たが、
裁判等の深刻な状況になってもおかしく無かった。
デジタル版だからと油断して、編集者のチェックが甘くなると、
今後もこうした事は起きるだろう。



PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック