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マンガ家Mの日常
テニスシーズンの本格スタート。

オーストラリアは日本との時差が小さくて、
昼間何となくTVをつけたらいつでも試合が見られるのが楽しい。

ツアー復帰の大坂なおみ選手は、初戦の相手が第16シードの強敵。
善戦したが、ストレートで敗れた。
全盛期と比べると、終盤は今少し迫力に欠けるような。
パワー系の選手だとしても、もう少し身体を絞った方が良いと思うけど、
本人的には、試合の為であっても、ダイエットがストレスなのかな。

同じく、復帰していたナダルだったが、
前の大会で脚を痛めて、全豪欠場。残念。

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テニススクール、今年最後。

区民コートも今年最後。

練習後、テニスショップにガット張り替えを頼みに行く。
受け取りは年越し。
新年は、真新しいガットで練習を始める。

しかし、未だに、ガットの状態と打感の感じが分かっていない。
張り替えたら飛びが良くなるらしいけど。

テニスコートにはいくつか種類があって、
ウィンブルドンに代表される「芝コート」
全豪、全米の「ハードコート」
全仏や、南米に多い「クレーコート」
室内コートに多い「カーペット」
そして、日本やアジア圏で多く見られる「オムニコート」。

オムニコートはハードの上にカーペットを敷いたような構造で、
更に上に砂がまいてある。
利点としては、雨が降っても水はけが良く、整備も楽。
球足はややゆっくりで、ボールの弾み方も大きく無い。
どちらかと言えば初級者向き。

今通っている区民コートもオムニコート。

練習の際、靴の中に砂が入ってくる。
スポーツ用ソックスはやや厚手なので、砂がソックスに纏わりつく。
マンションに帰って靴を脱ぐと、砂がボロボロこぼれて落ちる。
靴の中も砂まみれ。
玄関先で払っても、全ては取り除けず、室内に持ち込んでしまう。
砂に気付かずに椅子や机を引くと、砂を噛んで、
フローリングに細かな傷をつけてしまう。

侵入者の小砂は丁寧に取り除かねばならぬ。



昨夜遅くにネットニュースを見て、驚いた。
驚く以上に、ガセかスパムだと思った。
まさか、こんな事、マジで?


結婚以降、記者の執拗な張り込みや、ストーカー、誹謗中傷に悩まされ、
これ以上はお相手の方を守れないと判断、離婚を決意した。


お相手の女性は、一応「一般人」と発表されてはいたけど、
早くに特定されていて、
ショーの仕事の中で知り合ったピアニストだった。
CD等も出しているので、それなりの実力が認められているし、
おそらく、実家も裕福で落ち着いた家庭だと思われる。
羽生君の結婚相手として遜色無い。

ただ、それでも、熱狂的なファンには受け入れ難かった。
また、芸能ネタとしても格好の素材だった。


プロに転向して間も無くの結婚発表は、ちょっと早いなぁとは思った。
また、五輪強化選手から外れて、プロスケーターとしての活動となった為、
取材の規制等が無くなり、一気に押し寄せたのだろう。
個人での活動の難しさがそこにある。


写真集もいくつか発売されていて、買ってみたいと思っていたが、
その美しい姿のすぐ裏で、離婚の悲哀が潜んでいると思うと、見るのも辛くなる。


ドキュメンタリー番組を鑑賞。

1時間半の長尺なので、それなりの波乱を期待したが、
ほぼ右肩上がりのサクセスストーリーだった。

テキサスの小都市で生まれ育ったノーランは、高校時代に野球の才能を開花。
同じ高校でテニスのエースだった美少女ルースと恋に落ち、結婚に至る。
 
メジャーに入団し、新人時代はノーコンで苦労するも、大一番での勝負強さも見せる。
移籍後、コーチから投球フォームを修正され、エースへと成長。
華々しい活躍の開幕。
更なる大球団への移籍のオファーも来るが、
息子の交通事故をきっかけに、家族生活の重要度を再認識し、地元テキサスに残る。

活躍に次ぐ、活躍。
そしてまた活躍。

42歳で再び移籍。
現解説が囁かれる中、44歳で7回目のノーヒットノーラン達成。
46歳で肘を故障して離脱。
数々の前人未到の記録を残して引退。

大家族に囲まれて幸せに暮らす。


おいおい。
立派過ぎて、ドキュメンタリー番組にありがちな教訓が何も無い。
故郷テキサスを愛する、素朴な人だったから、道を誤る事無く過ごせたのかな。
陽の当たる道を歩み続けた、真のヒーロー。

妻のルースも傑物だった。
美人でしっかり者。
そういう女性がプロスポーツ選手の妻にふさわしい。

同時代のライバル達、ピート・ローズやカル・リプケンJr.等に比べると、
ノーランの顔立ちはどうにも地味で特徴に乏しい。
ドラマの中途半端な3枚目俳優みたいな。
夫婦共に、年齢を重ねて、立派な顔立ちになった。

27年間に渡る長期のプロ生活で、あらゆるタイトル、記録を保持しながら、
何故かサイ・ヤング賞だけ獲れていない。
そこのところをもうちょっと突っ込んで欲しかった。

打者をのけぞらせる為の内角攻めや、お約束の乱闘。
楽しい時代だったなぁ。