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マンガ家Mの日常
全米オープン3回戦で、新鋭フェルナンデスに脆くも敗れた大坂なおみ選手は、
試合後の記者会見で、しばらくの間の休養を示唆した。
勝敗に神経をすり減らし、テニスに集中出来ない。
考える時間が必要。

休養を取って、考えをまとめる、
その事自体は一見正しいように見えるが、
今回の大坂に関しては、間違った判断だと思う。

折しも、有色人種向けのコスメブランド立ち上げの発表がなされた。
会社の代表として、大坂のグラビア写真が宣伝に大きく出ている。

大坂にとって最も重要な地元アメリカでのグランドスラムでボロ負けして、
ラケットを投げたり、ボールを観客席に打ち込んだりという醜態を晒して、
記者会見で泣きながら休養宣言をした直後で、
このようなブランドの発表があって、周囲はどう受け止めるだろうか。
今や、バーンアウトの危機さえ迫っているというのに。

ネットニュースを見ると、
大ベテランのスポーツライター武田薫氏が大坂に触れて、
沢山の敗戦を経験する事でメンタルが鍛えられる、と語っていた。

若い女性らしく、ファッションに関心があって、資産と知名度があって、
ファッションに関して様々な発信が出来るのが
楽しくてしょうがないのかもしれない。
でも、そういう事業は今は家族や専門家に任せて、負担を減らし、
メディアに出る仕事も、テニスの専門メディアに限定し、
とにかく、テニスに集中するのが大事だと思う。

休養ではなく、がむしゃらに、どんどん試合に出る事!
ここでグズグズ休養していたら、ブランクが大きくなって、
戻ろうとした時に苦労して、また気持ちが折られかねない。

通年、春先に開催されるインディアンウェルズの大会が、
コロナの影響で今年は秋開催となり、大坂もエントリーしているらしい。
(出場するかどうか、微妙だけど。)
そう!
負けても勝っても、とにかく試合に出る事!

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