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マンガ家Mの日常
驚異の決勝戦勝利から一夜明けて、
大坂なおみはインタビューに引っ張りだこで、休む暇も無い。
チャンピオンの洗礼。

2、3年前の映像では、試合中に上手くいかない事があると、
駄々っ子のように、度々ラケットをコート上に投げ捨てていた。
それが、サーシャがコーチに就いてからの1年足らずで大きく成長し、
スピードとパワーのテニスに我慢と集中を身に付けて、鬼に金棒状態。

先程TVの特番を見たら、
往年の名プレイヤー沢松奈生子が目を輝かせて大坂について語っていた。

錦織がトップに躍り出た時の松岡修造のように、
引退した名プレイヤー達は、後進の活躍を見て悔しがるのでは無く、
自分の分身のように感じて喜んでいる。

日本テニス界は長らく不遇の時代が続いていた。
その中で、松岡であったり、伊達、沢松、杉山といった選手達が戦って、
一つ一つ石を積むように、礎を築いて来た。

彼等の石の上に、錦織や大坂といった石が乗った時、
苦難を乗り越えて彼等がやって来た事が本物になったのだ。

錦織や大坂の上にも、またいつか石が積まれる。
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