真央ちゃん、貫禄のトップ、
続いて鈴木明子、村上佳菜子。
オリンピックはこの３人で決まりと言って良い。

安東美姫が嫌だった訳では無かったんだけど、あの出産会見はいただけなかった。
どうもダーティなイメージが拭いきれない。
フィギュアスケートは競技ではあるんだけど、
観客に取っては美しい夢の世界だから、イメージは重要。

オリンピックって、そこが全てって訳では無くて、
選手にとってのご褒美のようなものだと思う。
勿論、名声を得る事で、続く人生を豊かにしてもくれる。
ただ、それはあくまで余白のようなものであって、
プロに準ずる立場のアスリートであれば、日々の競技で観客を楽しませる事が大事。

安東美姫はそこから少し外れてしまった。
世界選手権等で金メダルに輝き、選手としてトップランクにいながら
２度のオリンピックで思うような結果を出せなかった。
年齢的には競技を引退する頃でも不思議は無いけど、
どうしてもオリンピックのメダルに懸けてみたかった。

どの選手も皆メダルや栄誉を狙って五輪出場を目指している。
でも、そのバックグラウンドに、観客を楽しませて来た経過が欲しい。
それが感じられなければ、只自分の為だけに五輪出場を唱えているように聞こえる。

安藤美姫が、オリンピックとは関係無しに競技に復活してくれたのだったら
観客として素直に応援出来ただろうに。

明日のフリーの結果次第ではあるんだけど、やはり、
年間通して日本のフィギュア界を支え、五輪出場枠を確保して来た
真央ちゃん、鈴木明子、村上佳菜子の３人に五輪チケットを渡したい。