見るしか無い、と意を決して明け方近くまでTV観戦。
感想は、おそらく全世界の人が抱いてるのと同じ。

プルシェンコの演技をショート、フリーと２回見られると喜んでいたのだけど、
腰痛で棄権。はぁ〜〜〜っ。
団体戦でショート、フリーと両方滑ったのが影響したらしい。
本人も大会前から「若手に譲りたい。」と語っていたそうで、
ロシアは低迷していて、個人の出場枠がひとつしか無かったのが
この厳しい結果を引き起こしてしまった。
ソ連解体後、気付けば練習の拠点は他の地域ばかりで、
ロシアの選手は満足な練習場も無かったんだとか。
カザフスタンとか、小国が逆に元気。

エントリーした選手の中で、実力を出し切れたのは
３分の１以下だったのではなかろうか。
帝王パトリック・チャンも、団体戦の時よりは調整出来てたみたいだけど、
まだ表情が硬かった。

そんな中で史上初の１００点越えを果たした羽生君、
１００点以上の演技に１００点満点って言う褒め言葉も変かな。
それくらい充実してた。
おそらく、本人は２００点分くらいの努力研鑽をあの場に持っていたのだろう。
そうでなければ１位は獲れない。

高橋大輔、町田樹もコンディションは悪く無かったようだったのに、
僅かなミスで大きく得点を失ってしまった。
１位の羽生君と２位のチャンは揺るがないとしても、
３〜１１位までは３.５ポイントくらいの差の中に固まってるから、
皆に銅メダルの可能性はある。

悔いの無い演技をして笑顔を見せて欲しい。


東京は雪模様。
仕事の日程が詰まって来る前にジョギングに出たかったけど、無理そう。
昨日の久々のテニスで膝の辺りがキシキシしてる。
プルシェンコもこういう思いだったんだろうか...。
な訳無い。

フィギュアもジャンプが主要な得点源で、スノボ等と同様、身軽な方が有利。
１０代が中心のスポーツになってしまうのかな。