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マンガ家Mの日常
パリ五輪、男子テニスシングルス決勝。
ジョコビッチ、新鋭アルカラスを下し、金メダル獲得!
生涯ゴールデンスラム達成!
おめでとう!

地に齧り付いてでも欲しかったタイトル!
年齢的にこれがラストチャンス。
脚力に勝るアルカラス相手に、第3セットにもつれ込んだら、逆転されたかもしれない。
タイブレークに全神経を集中し、見事もぎ取った!
ジョコビッチ、全身震わせての男泣き。
アルカラスも涙を見せているけれど、
君にはまだ少なくとも3回はチャンスが残されている。

iPhoneのTVerアプリで観戦。
小さい画面で、ボールの行方が分かり難いけど、観られただけで良しとする。
優勝決まった辺りから画面が乱れた。
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少し疲れが溜まったのか、夕食後、眠い。

日々、パリ五輪の熱戦が続いている。
時差の都合で、メインの試合は日本時間深夜になってしまうので、
付き合って観るのにも勇気がいる。
良い内容だったら、頑張って起きている甲斐もあるけど、
つまらなかったら、悔しさも2乗。

男子体操の団体と個人総合は見応えがあった。
まさかの逆転劇、映画のような展開。
選手達の集中力が、奇跡を現実にした。

それ以外はあまり通しでは観ていない。
見逃した熱戦もあるのだろうけど、仕方ない。

違いがよくわからないけど、
「検診」ではなく、「お口の健診」。

以前にも書いたように思うけど、
デビュー間も無くに大きなページを抱えて、1人で篭って仕事してた時、
気付いたら虫歯が出来ていて、ショックを受けた。
子供の頃に治療して、歯はずっと健康だったので。
以来、少なくとも1年に1度は歯科検診に通うようにしていた。

そのうち(年齢で?)区の保健所から無料の健康診断の案内とか来るようになり、
「お口の健診」の案内も別途来ている。
健康診断は面倒で、まだ1回しか行った事が無いけど、
歯石取りがてら、「お口の健診」はちゃんと受診している。

予約を取って、受診。
何事も無し。

近頃問題になっている、マイナ保険証がどうなって行くのかわからないけど、
とりあえず、保険証の他にマイナカードも持参した。
受付で聞くと、その歯科医院では対応する気がないらしい。
今のところ?

歯科医院を出て、スーパーに買い出しに行く。
帰宅して、荷物を片付け、保険証等を所定のケースに戻そうとしたところ、
マイナカードが見当たらない!

えっ!
落とした⁉︎
ヤバイ!

ビクつきながら、歯科医院に電話して尋ねようかと、固定電話の方を振り向いた時、
側に落ちているマイナカードを発見。
健診の封筒に入れていたのが、荷物整理の時に落ちたのだろう。

ひと安心。

でも、もう少し取り扱いに注意しないと、
次はまたいつどこで落とすかわからないから怖い。

気付けば8月。

子供の頃、夏休みに入った7月な気分だったけど、
8月に入ると、すでに残りの日数が見えてきて、焦燥感が募った。

パリ五輪開催からの、WOWOWのフランス映画特集。
フランソワ・オゾン監督の最新作。


1930年代のフランス。
売れない若手女優マドレーヌは、
大物映画プロデューサーのモンフェランの邸宅から逃げ出す。
その後、モンフェランの射殺体が居間で発見され、マドレーヌが逮捕される。
マドレーヌは、映画出演を餌にモンフェランに迫られ、逃げ出した。
しかし、自宅アパートから犯行に使われたのと同口径の銃が見つかり、
容疑者と見なされた。
マドレーヌと部屋をシェアしている若手弁護士ポーリーヌが弁護に着く。

実際はマドレーヌは犯人ではなかったが、
モンフェランに迫られ、恋人アンドレの為に貞操を守るべく戦ったとして、
ポーリーヌは、裁判は有利に動くと判断し、2人で相談して、
敢えて犯行を認め、有名になる道を選択した。
予想通り、ポーリーヌは無罪を勝ち取り、
2人共有名になり、一気に仕事が増えて、裕福になって万々歳。

ところが、有名になった2人を見て、落ち目のベテラン女優オデットが、
自分が本当の犯人で、自分の犯罪を返せと強請って来た。
ポーリーヌ達は判事とも話し合うが、すでに決着した裁判はやり直せない。

マドレーヌのファンで資産家のパルマレードは、モンフェランの死によって、
モンフェランから購入した別荘の代金の残金750万フランを
支払わなくて済んだ事もあって、
ポーリーヌからの提案で、アンドレの父親の会社への投資を引き受ける。
投資できを良くした父親は、
それまで反対していた、息子とマドレーヌとの結婚に賛成し、
オデットからの強請りの金30万フランも支払った。

全て丸く収まり、
マドレーヌとオデットは事件を題材にした舞台劇で大成功を収める。


オゾン監督は、「2重螺旋の恋人」のような、
重い心理描写の作品が主時期だと思っていたので、
今作のような軽妙なタッチはやや意外。
女優が犯罪を糧に有名になるという設定は「シカゴ」を想起させたが、
今作では、後半に展開が変わる。
オデット役にイザベル・ユペールを使う贅沢さで、
後半はイザベル・ユペールの存在感が目立つ。
展開がバラける感じなので、どうなのかなと思うけど、
まぁ、楽しいから良いか。

かなりテキトーな捜査と裁判で、何とも言えないけど、
そういうのも含めて可愛い印象の映画。
でも、オゾン監督には、やっぱり重めの心理劇を期待しちゃうかな。