忍者ブログ
マンガ家Mの日常
ノルウェーのホームコメディドラマのミニシリーズ。
シーズン3で完結なのかな。
1話ずつの放送時間がが30分前後なので、見易い。


児童福祉局でソーシャルワーカーとして働くペルニは、
彼女自身も45歳のシングルマザー。
5年前、小説家の浮気夫フィンと離婚して、2人の娘と暮らす。
ティーンエイジャーの娘達は、まあまあ良い子だけど、時々暴走気味。
同居していたペルニの老父親は、今になってゲイをカミングアウトし、
新恋人と付き合い始めている。

妹のアンネとは親友のように仲が良かったが、
昨年のクリスマス直前にアンネの夫チャーリーが起こした交通事故で他界。
チャーリー自身も重傷を負い、リハビリ中。
ペルニは甥っ子レオを引き取る。
レオは一時期父親を責めていたが、和解し、父親と暮らす方向に進む。

児童福祉局のイケメン弁護士ビョルナルからアプローチを受け、
付き合い始めるが、
13歳下の若い彼氏という周囲からの目線に耐えきれず、別れを切り出す。
落胆したビョルナルは元カノとヨリを戻すが、ペルニを忘れられない。
再度ペルニにアプローチして、仲が戻るが、元カノの妊娠がわかり、動揺する。
ビョルナルは元カノに思いはまるで無く、ペルニと付き合いたいが、
元カノからサポートを求められると断りきれず、
そんな優柔不断なビョルナルに嫌気が刺したペルニは、再び別れを切り出す。
ところが、元カノの子供は、元夫との間の子だと判明。
ビョルナルは再々度ペルニにアプローチしに現れるが、
元妻との間の双子との繋がり等もあり、引越しを検討中。
ペルニは、相変わらず煮え切らないビョルナルに、別れを突きつける。
「列車は一時停止していたけど、動き出したの。」

同じく児童福祉局で働くイケメン警官ケネットと徐々に良い感じになる。


小太りでおばちゃんキャラながら、何故かイケメンにモテる。
日本だと恋愛対象とされ難い設定だけど、
ノルウェーの女性の地位の高さ故だろうか、
(ドラマではあるけど)キャリアや人間性が重視される。
思春期の娘2人を抱えたシンママでは、日本では自由時間も限られているし、
何かと世間体もうるさい。
でも、ノルウェーではもっと自由に過ごせている感じ。

ホームドラマとして、これをそのまま日本で製作されてたら、
退屈で、まず観ないだろうな。
ノルウェー郊外の街並みやインテリアの可愛らしさがドラマに花を添えている。

ホームドラマで家族の絆とかが描かれると、個人的に、見ていてシンドイ。
自分の家族と比較してしまうから。

そういう、個人的感情を別にすれば、後味の良いドラマだった。
ソーシャルワーカーとしての仕事ぶりも丁寧で信頼感がある。

「EXIT」のヘルミネ役アグネス・キッテルセンが、ペルニの友人役、
「アーベル&ベルゲン法律事務所」のエリック役
オッド・マグナス・ウィリアムソンが、ご近所さんのちょい役で登場。
ノルウェーの俳優のランク付けがわからない。




PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック