忍者ブログ
マンガ家Mの日常
フランスの大女優イザベル・ユペール主演映画。


癌で余命数ヶ月と知らされた大女優フランキーは、
家族と友人をポルトガルの海辺の避暑地な邸宅に招待する。

元夫ミシェルと、その間の息子ポール、
2番目の夫ジミーと、連れ子のシルヴィアと、その娘マヤ。
フランキーが再婚した時、
当時15歳のポールと18歳のシルヴィアは親密な関係になったが、
無理やり別れさせられた。

フランキーは親友のメイクアップアーティストのアイリーンを
ポールに引き合わせようとするが、アイリーンは恋人ゲイリーを同伴。
しかし、ゲイリーがアイリーンにプロポーズすると、
ゲイリーに不満を感じていたアイリーンはそれを拒み、破局。

皆で丘を散歩している時、フランキーは
ジミーとアイリーンがウマが合いそうなのを察する。


家族と男女の機微を描いたストーリーなんだけど、
何が起こるわけでも無く、
何となく皆で愚痴を垂れてる感じだけなので、退屈。
死期が迫って、周囲の人間関係を急に立て直そうとしたって、それは無理。
一般庶民としては「大女優」に感情移入もし辛いし。
「大女優」という設定が、フランキーとイザベル・ユペール本人を
重ね合わせて見させるような感じ。

ポルトガルの避暑地の風景はのどかで美しい。

フランキーの服装が、ヴィヴィッドな反対色の組み合わせだったりするのが大胆。
「大女優」のパワーの誇示かな。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック