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マンガ家Mの日常
「8人の容疑者」に続き、エストニアの製作。
実話を基にしたサスペンスドラマのミニシリーズ。
おや?「8人の容疑者」の刑事役の俳優が主演だ。
エストニアでは人気の俳優さんなのかな。


2004年、エストニアはNATO加盟契約締結を目前に控えていた。
大国ロシアは西側を牽制するために、NATO加盟間近の小国に接近。
軍情報部は警戒を強めていた。

警察本部のエリート、アルフレットは、美術品や愛人に金がかかり、
警察の備品の横流しに手を染め、解雇されるが、
国防省機密文書取り扱い部門部長の親友オスカルが、補佐の役職を提供。
すると、アルフレットに目をつけたロシア諜報部が、
大金を餌にスパイとして勧誘してくる。
少しの間だけならと、スパイを引き受けてしまったが、
巧みに脅しをかけてくるロシア工作員に逆らえず、深みにはまる。

アルフレットの行動を怪しんだIT担当職員や、
愛人関係にありながら、
アルフレットが機密文書を撮影している現場に遭遇してしまった事務員は、
ロシア工作員によって殺害される。
怯えたアルフレットはオスカルに告白し、警察に自供する決意を固めるが、
昔の愛人との間の子供の行方が分からなくなって、不安になり、
飲酒運転に見せかけてオスカルを殺し、そのままスパイの座に残る。

アルフレットはオスカルの地位を引き継ぎ、昇進。
NATO加盟の契約の取りまとめを成功させたとして、勲章も授与され、
官僚としての出世コースに乗る。
軍情報部はアルフレットの調査を進めていたが、失敗に終わる。


かつて、旧ソ連の支配下にあったバルト3国の一つ、エストニア。
ロシア、西欧、北欧に取り囲まれ、複雑な国際情勢の中にある。
人口はおよそ133万人で、
例えば、世田谷区と目黒区を合わせたくらいとか、
福岡市(155万人)とかより、やや少ない。
それでよく国家として機能するなぁと思うけど、
ITが発達していて、教育水準も高いらしい。

ドラマは正直なところ、モタモタしていて、そう面白くは無かった。
ただ、エストニアという国について再考するきっかけとなった。

エストニアは、前述の通りIT開発が盛んで、Skypeもエストニア発。
でも、何故か今作のスパイ活動はメチャアナログ。
アナログの方がバレ難い時代になったのかもね〜。
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