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マンガ家Mの日常
ブラックコメディ。
いや、笑った。
こういう映画で笑えるかどうか、どういう笑いをするか、で
その人と気が合うかどうかがわかる。
でも、あんまり自分と同じだとそれも嫌かも。
厭世的な皮肉屋さんなんだもん。

北アフリカ、ワディヤの独裁者アラジーンが
国連で演説をする為、NYを訪れた。
側近のタミールは、石油販売の利権を独占するべく、アラジーン暗殺を企てる。
すんでのところで逃げ出したアラジーンは、ナチュラリストのゾーイに拾われる。
そして、元の座に戻る計画を練る。

とにかく、冒頭からぶっ飛ばしている。
「金正日に捧ぐ」なんてテロップが出るんだもん。
独裁者を真っ向からバカにしつつ、アメリカの体制も皮肉る。
主眼はそっちなんだろうね。
スゴイね、世界中にケンカ売ってる。

製作、脚本、主演の3役をこなしたサシャ・バロン・コーエンは
英国出身のコメディ俳優。
映画自体はアメリカの製作になってる。
英国とかアメリカのブラックジョークって強烈。
残念ながら日本じゃ許されない。困ったもんだね。

エドワード・ノートンが本人役でカメオ出演。出て良かったのか?
名前を持ち出されたヴィゴ・モーテンセンとハーヴェイ・カイテルの立場は?
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