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マンガ家Mの日常
うろ覚えで、タイトルから、ジャック・ブラックの映画だと思ってたら、
主演はエディ・マーフィーだった。

ジャックは著作権代理人。
マシンガントークで相手を煙に巻き、自分のペースに持って行って操る。
まさにいつもながらのエディ・マーフィー。

ところが、導師シンジャに空疎な言葉の羅列を諌められ、
自宅の中庭にいきなり樹が生えてくる。
ジャックが言葉を発する度に葉が落ちて、
葉が落ちる毎にジャックの身体が弱っていく。
残りおよそ1000枚の葉が全て落ちた時、樹と共にジャックは命を終える。

慌ててしゃべるのを抑えようとするが、
まともに会話が出来ない為に、契約で失態を演じ、仕事を失い、
微妙な食い違いがあった妻とは、関係が悪化して、家出されてしまう。

葉は残り僅か。
ジャックは慎重に言葉を選び、老人ホームに入る認知症の母や、妻子に愛を伝え、
他、日頃毒舌で嫌な思いをさせてきた周囲の人達に謝罪と労いの言葉を掛ける。
最後の言葉は、幼い頃に母と自分を捨てて出て行った父親の墓に向かって、
「許す。」と告げる為に使った。

樹は再び葉を繁らせ、復活する。
妻子と新居に移り、新生活を始める。

ヒューマンタッチのコメディで、悪くは無いんだけど、
ハリウッドの明石家さんま、エディ・マーフィーの個性死んじゃってるよ。
どうしちゃったのかな。
喋らないエディっていう狙いはわかるんだけど、それって面白いか?
ファンは、エディが軽快なマシンガントークで
周囲をなぎ倒してくのが見たいのにね。

時代がエディにマッチしてないんだろうか。
良い企画、誰か持ってないかな。
エディの喋りを生かせないっていうのは、良い脚本家がいないって事だろうか。

コメディのニュースター、ジャック・マクブレイヤーが、
スタバのバリスタ役で出番は少ないものの、飄々として良い味出してる。
喋らないようにする為に、ひたすらジェスチャーで注文しようとするジャックと、
最初は全然通じ合ってなかったんだけど、
回を重ねる毎にコツを掴んで、スムーズな応対をしてみせる。

ニコラス・ケイジがプロデューサーやってるんだよね。
それより自分の出演作にもっと集中して頑張って欲しいんだけどな。
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