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マンガ家Mの日常
随分前に読んだ小説のタイトル。
五木寛之の冒険小説、かな。 

「戒厳令」って、
なんか字面も音の響きも綺麗。

でも、戦争がついて回る。

お隣の韓国で戒厳令が出され、数時間後すぐに取りやめになった。
大統領が国会を掌握出来ておらず、反乱を危惧した。

しかし、それで戒厳令発動は勇足。
デモとか弾劾とかの騒ぎになってるし、
関係閣僚は自殺未遂。

韓国って、大統領の終盤は必ず酷い事になるのは何故?
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俳優兼歌手の中山美穂さんがバスルームで亡くなられた件。

ヒートショックか、或いは眠っての溺死なのか、定かではないけれど、
防げた事故かもしれないと思うと辛くなる。
一人暮らしの身では、他人事ではない。

クリスマスのコンサートツアーが始まったばかりで、
来年はデビュー40周年の記念ツアーも決定していたとか。
念願の歌手活動が再開した矢先。

でも、思うに、

仕事への希望と期待に胸が膨らんで、
今、人生で最高に幸福な時だったのではないだろうか。
コンサートの準備万端整い、ファンの人達の前で自信の歌声を披露する快感。

幸福に包まれての最期だったように思える。

人と会って話をするのが苦痛に感じる事が多い。

1対1でいるのに、何故相手の話を無視して自分勝手な事を話しているのだろう?

コミュニケーションはます相手への思いやりから始まる。
小学生くらいの年齢ならいざ知らず、
大人になっても人見知りで話が出来ないなどと言うのは、ただのエゴ。
そういう人達は、自分から相手へ話をふる事もしない。

相手の話を聞こうともせず、受け答えも出来ない人は、
思いやりが無いか、知性が低いかなので、
もう関わる意味がない。


関わりを持ちたく無いけど、わざわざ一緒のグループに入って来る人もいて、
その場が苦痛で楽しめない。

昨日、中山美穂の訃報がSNSを駆け巡った。

54歳。
病気等の話も聞かれていなかった為、当初自殺では?とも騒がれたが、
そのような事件ではなかったらしい。

バスルームで亡くなられていたそうで、
状況から、ヒートショックによる死亡と見られている。
長湯からあがって、急な血圧の変化等で起こるらしい。

随分前になるけれど、
友人のマンガ家もバスルームで亡くなった。
その方はだいぶ太めだったので、心臓疾患かもしれないけど。

中山美穂さん、
大事なコンサートを控えて、体調には気を配っていたそうだけど、
長年の疲労が蓄積していたのか。

10代で華々しく芸能界デビューして、美貌で注目の的。
歌手、俳優として高い評価を得る。
作家と結婚してパリに移住するも、10年経たずに離婚。
離婚成立の条件として、親権を手放さざるを得なかった。
日本に帰国して仕事再開。

美貌と才能に恵まれながらも、
果たして、幸福な人生だっのかどうか。

中学、高校で、研究倫理について検討されていると、新聞の記事にあがっていた。

魚やカエルの解剖は本当に必要か?
動物愛護法の対象(哺乳類、鳥類、爬虫類)ではない両生類や魚類も、
脊椎動物として人間と同等の神経系を有し、同様の苦痛を認知できる。
よって、苦痛を最小限にとどめる必要がある。

今更そんな事言われても。

多分中学の理科の授業で、フナの解剖をやった。
小学校ではなかったと思うけど、記憶が定かではない。
解剖の前に、まず、生きたフナの頭をハンマーか何かで殴って、
気絶させるか、殺すかしなければならなくて、それが一番シンドかった。
その後、お腹を切り裂いて、腸を観察する。

その後、生物学者にも何にもならなかったから、
解剖実習は無意味だったかもしれないけど、
一人暮らし始めてからは、秋刀魚を焼く前に腑を取り出してるから、
毎回解剖実習と同様の事をやってる。
勿論、スーパーで買う秋刀魚は早々と息絶えてるわけで、
かつてハンマーで殴ってフナを殺した工程を他の人がやってくれているだけの事。

あの時のフナの解剖実習が無かったら、その後も秋刀魚の腑を取るのが気持ち悪くて、
秋刀魚を食べられずにいたかもしれない。

子供の頃から魚が好きで、お箸使いも上手で、骨の周りまで綺麗に取って食べていた。
魚の中心には骨がある、腑もある。
それらを理解して食べるのが、生き物の命をいただく意識に繋がる。

マグロだって、海で「サク」で泳いでるわけじゃないからね。