今日は午後いっぱい歩き通し。

まず銀行。
GW直前でATMの前に長蛇の列。
外の通りまで人がはみ出て並んでた。
こりゃ時間かかるな、と思ったけど、通帳記入だけだったんで、
その機械はすぐ空いて処理できました。

今日のメインは国展鑑賞。
大学の先輩が国画会会員で毎年招待券を送って下さるので
余程締め切りに近くない限りは　毎年通っています。
マンガ家も大変だが、プロの画家として世に認められるのも並大抵ではない。
生計を立てながら絵筆を握り続けている元美大生は　一体どれだけいる事か。

絵は所詮鑑賞者の好みですけど、
国展の出品者は技巧派が多いので　安心して見られます。
若手の作品は　その技巧が目立ち過ぎるきらいがあるかもだな。
それに、とにかく隅から隅まで必死で描き込んでるのが見て取れる。
もっと絵の中に息を抜いた部分があった方が良いと思うんだけど。
おそらく、天下の国展の入選を目指す為には
１ミリたりとも気が抜けないと思うんだろうな。

時代が暗くなってるせいか、
例年に比べて　逆に色彩の明るい作品が多かったような。

油絵が専門なので他のジャンルは良くわかりませんが、
彫刻作品なんかは可愛いのもあったりして、
部屋のオブジェとして飾ってみたいのもありました。
（オブジェを置けるスペースがあればね。）
こんな感じで構わないので、皆さんも気楽に美術展に足を運んでみて下さい。

その後はお買い物。
ブログでも度々書いた通り、６月に１０日間程
フィリップさんのお宅にお世話になるし、
偶然にもその間にフィリップさんが誕生日を迎えるので、
お礼と誕生日プレゼントを兼ねた品物を見繕いに行く事となりました。
何か和テイストの物がいいなぁと思っていたのですが、
先日同窓会で新宿に行った折、デパートを覗いてみたらば
海外ブランドのオンパレードで、日本的な物が全くない。
どうしたもんなんだろうね。
それで今日は美術展の流れで　六本木ヒルズとミッドタウンへ。

ヒルズではまず先に航空券の受け取りを済ませました。
それから　いざ買い物。

予算の都合も勿論あるし、逆にあんまり値の張る物でも差し支える。
どんな物がいいか迷いつつ、手頃な物を予算の範囲で組み合わせて購入。
象眼の入った茶筒と和物のテーブルセンターと掛け布。
自分の可愛らしさをちょっと演出しつつ、
まぁ、あってもなくても邪魔にならない物。
それと郵送なので、壊れる心配のあまりない物。
結構難しいもんです。
でも、一度決めたら後ろは振り返らない。
やっぱりこっちが良かったかなぁ、なんて言ってたらキリないもんね。

旅行に出るにあたっては、少しくらい新しい服を買って持って行きたくて
春夏物の可愛いデザインの服が並んだブティックを気にして眺めるんだけど、
正直、もう新しいパンツを買うお金もない。
仕方ないね。
締め切りでこもりっきりの間に基礎化粧品だって　全部使い切っちゃって、
パンツは去年のでもはけるけど、ない物は補充しなけりゃならんし。

ミッドタウン地下の美味しそうなお惣菜さえも諦めつつ、
でもさすがにそれでは心が貧しくなるので
ディーン・アンド・デ・ルーカでバナナパイとチョコケーキを買って
帰途に付きました。

歩き通しで少し疲れた。
去年買ってそのままにしていた旅行用のウオーキング・シューズの
良い慣らしになりました。