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マンガ家Mの日常
実話を元にした社会派ドラマのミニシリーズ全6話。
1話ごとに「被害者」「判事」「市長」「科学者」「警視」「犯人」
それぞれに着目した形で進められる。


フランスとベルギー国境付近のサンブル川沿い。
1988年秋、美容室に早朝出勤しようとしていたクリスティーヌは
背後から忍び寄った何者かに首を絞められ、強姦され、気を失う。
目覚めた後、警察に行って被害届を出すが、
嘲りの視線を浴び、おざなりな捜査で終わる。
精神的に落ち込みの激しいクリスティーヌに、夫は最初のうちは優しく振る舞うが、
強姦の事実が重くのし掛かり、夫婦関係は破綻。
離婚して、クリスティーヌは娘と2人暮らし。
遠出もままならず、個人で美容室を開業して働く。

その後も同じ場所で立て続けに同様の手口で強姦事件が発生するが、
警察は捜査に本腰を入れようとしない。
被害女性からの事情聴取で犯人の似顔絵が作成されるが、
激似の男性がいても、警察は関心を持たず、スルーされる。

「激似の男性」エンゾは、工場で働き、妻と2人の娘と暮らす良き家庭人で、
休日はサッカーのコーチをするなど、地元の人気者として、
警察官達とも交流があった。

若い新任の女性判事、ベテランの女性市長、優秀な女性科学者、
それぞれ力を尽くすが、警察の協力を得られないまま、報告書は放置され、
事件が葬り去られようとしていた。

最初の事件から30年以上の時を経て、ようやく本格的捜査が再開された。
他の警察署から配置されたベテラン警視ブルトンが、チームを組んで捜査。
見過ごされていた証拠物件や調査書等々が日の目をみる事となった。
被害女性の事情聴取から、当日の事件現場を割り出し、
監視カメラで犯人の姿と車を特定。
間も無くエンゾが逮捕される。
裁判では56件の事件で54件の有罪が確定した。


とにかく、腹立たしいのひと言。
次々と強姦を繰り返す犯人も悪いが、地元警察の愚鈍さに呆れ返る。
警察官が被害女性を揶揄するような仕草を見せたりする愚劣ぶりでは、
事件捜査が進む筈も無い。
女性の性被害に対する、当時の意識の低さの表れ。

時と共に、捜査手法が進化し、2018年の逮捕に結実した。
監視カメラが力を発揮。
やっぱり、監視カメラって重要だと思わざるを得ない。

化学の進歩によって犯罪が暴かれたのは素晴らしい事だけど、
社会、特に男性の意識が追いついているかどうかは大きな疑問。

犯人役を演じた俳優さん、シンドかっただろうな。
当然ドラマとわかっていても、見てるこっちがトラウマに陥りそうで、
今後この俳優さんの顔を見たら、一瞬怖れが走りそう。


今月、ようやく日本でも伊藤詩織さんの映画が公開された。
許諾等に関する不手際があったのはともかく、
延々と続く誹謗中傷が収まらないのには、
日本の男尊女卑の根深さが露呈し、恐怖を覚える。
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ドラマ開始時は期待が持てそうな設定と雰囲気だったのだけど、
前述の通り、全体的に話の展開が見えて来ず、
どこに進もうとしているのかも分かり難いまま、肩透かしで終わった。

かつて殺されかけたマリーが復讐するってわけだけど、
種明かしとしては物足りない。

人物の相関関係もやたらゴチャゴチャしていて、無理っぽいし、
エドワードがジャーナリストとしてケイラに接近した事も、不発に終わった。
元IT担当のヤスパーのエピソードも、話の本筋と直接関係ない事が多くて、
ミスリーディングしようという試みなのかもしれないけど、無駄な印象。

冒頭の結婚式会場で参列客が皆殺しにされた後、
ジュリーが追っ手を次々倒していく。
パンパンパンパン、アッサリ大量に人を殺し過ぎ。
ヤスパーやダミアンに対する拷問も、さほど意味がない。

要は、テーマとかストーリーとかではなくて、
オフビートなアクションを楽しむ作品。
もう一捻りあればなぁ。

ヘッドのニューモデルが来年早々に発売されるそうで、なんと、発売日が私の誕生日。
これはもはや運命なのか。
どうせだし、一番新しいモデルを買うのが良い。
他のラケットだと、他のテニス仲間の誰かが持っているから、かぶるのもイヤだし。

普段使いのラケットを持参して、テニスショップに行き、スタッフに尋ねる。
日曜日という事もあって、ちょっと忙しそう。
元のラケットを参考に、もう少しパワーが伝わるもので尋ねたら、
ダンロップのフェイスが広いタイプを勧められた。
フェイスが広い分、スイートスポットも広くて、安定感がありそう。

でも、やっぱりヘッドのニューモデルが念頭にあって、
同タイプの現在のモデルの貸し出しを頼んだら、丁度良い重さのラケットが無くて、
結局バボラのピュアドライブになった。

今週はいつもより多めにコート予約が取れているので、1週間かけてじっくり試す。

ネタバレ注意。

「Fleabag フリーバッグ」のチームによる企画だからか、
オフビートなブラックコメディ感なのだけど、
殺伐とした殺しが続くばかりで、話の方向が見えて来ないのが難点。


エズラは父親に認められたくて必死。
父親に気に入られている妹ケイラが邪魔で、ジュリーに殺害依頼していた。
(ここのところ、よくわかっていない。確かめないと。)
(追記/エズラはマリーに会って殺し屋の連絡先を知らされるわけなので、
 時間の流れを考えると、ケイラ殺害の依頼者は
 アーロンへの復讐を目論んだマリーと思われる。)
しっかり者のケイラは、エドワードと仲違いしたりしつつも、ガッチリ支える。

アーロンの会社でIT担当だったヤスパーは、アーロンの秘密を握って脅迫した事で、
命を狙われるようになり、助けを求めてエズラ達に取引を持ちかけるが、
ヤスパーが知っていたのは、キーワードに過ぎなかった。

アーロンのパーティーに現れてエズラに接近した美魔女マリーは、
エドワードの実の母親だと名乗って、エドワードを誘拐する。
それは、ジュリーへの復讐だった。
アーロン夫妻(妻は故人)は昔マリーの夫と武器商売をして大きく儲けていたが、
途中で恐れをなし、ダミアンに殺害を依頼。
依頼を受けて実行したのがジュリーだった。
ジュリーはマリー夫妻を殺害したが、マリーは一命を取り留めた。
崩壊する邸宅の中でマリーの息子フロラン(エドワード)を見つけて、
故事になるのは可哀想に思い、連れ帰って息子として育てる。
実のところマリーは息子に愛情を持ってはいなかったが、
ジュリーに全てを奪われたとして、復讐の機会を伺っていた。

ケイラの助力も得て、ジュリーは決死の覚悟でエドワードを救い出す。

エズラは自分を罵倒した父親に愛想を尽かし、毒殺する。


(時間がないので、感想は後日。)


元々殆どマンガを読んでいなかったのだけど、
(ずっと以前に説明した通り、仕事上の影響を考慮して。)
ネットニュースの合間に流れて来るマンガをチラホラ読んでしまう。
箸にも棒にもかからない、質の悪い企画ものっぽいのも多いけど、
サイトがお勧めする作品では、注目作もあり、気になる。

少し前まではエッセイ的なマンガが多く流れて来たが、
最近では、紙媒体と同様のタイプの作品も出て来る。
まとめて最後まで読めるのもあって、
ラストがわからずにイライラさせられたりせずに助かる。

家族を描いた作品を幾つか拝読。
作者は大手で仕事している方々だけあって、
構成や心理描写が非常にしっかりしていて、読み応えがあった。

ただ、
ラストが綺麗にまとめられているのが、逆に気になった。

読み切りマンガなので、それなりにまとめて終わらなければならない。
でも、こと、家族の問題なんて、現実ではそうそう上手く片付く筈も無い。
それなりに長く生きてきて、そう思う。

リアルな家族模様を描いているようで、結果はファンタジーでしかないのは、
マンガとして「罪」なように思えてしまう。

欠けた茶碗は元には戻らない。
流行りの金継ぎで見た目は綺麗に修復しても、それは見せかけでしかない。