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マンガ家Mの日常
親知らず抜歯から1週間。
歯科医院で、術後の検査の予約を入れられていて、今日行ってきた。

術後、痛み止めのロキソニンを処方されたけど、特に痛みも無く。
傷口も、もうほぼわからないくらいになっているとか。

消毒薬を少し塗って、終わり。

微妙な生え方をした親知らずに、頻繁に食べかすが詰まってしまい、
隣の歯も虫歯にする懸念もあったので、
歯科医の勧めに従って抜歯の決断をして良かった。

口の中にまだちょっと違和感があるけど、じきに慣れる。
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おそらくこの1年間で観た何本かの名作映画が、重いテーマで、
感想を書くにも本腰入れて望まなければと身構えて、
手付かずになったまま、詳細を忘れつつある。
そういう作品から先に記事にしなければと思いつつ、
つい、お手頃なところに手が伸びてしまう。


コリン・ファレル、マーゴット・ロビー、ダブル主演のファンタジーラブコメ映画。


そこそこいい歳になっていながら、まだ独身のデヴィットとサラ。
友人の結婚式に招かれ、出会って、内心惹かれ合う。
何故かあまりにも気軽に結婚を口にするサラ。

後日、デヴィットが自家用車の故障でレンタカーを借りに行くと、
奇妙な受付で、人生を探索する壮大な旅への出発を強制される。
ナビに従ってバーガーショップに入ると、同じくレンタカーで来たサラと再会。
直後にサラのレンタカーが故障して、一緒にドライブする事になる。

ナビに誘導されるままに進むと、次々と不思議なドアに出くわす。
ドアを開けて中に入ると、思い出深い過去の1場面に連れ戻される。
失った恋、両親との触れ合いの時間、等々。
それぞれの時空で、後悔を振り払うように人々に接する。

デヴィットはサラに愛を告げるが、
過去の気ままな付き合いで恋人を傷つけたサラは、真剣な関係に踏み切れない。
意気消沈して帰宅したデヴィットだったが、
思い直したサラがレンタカーのナビを利用してデヴィットのアパート前に現れ、
2人でアパートのドアを通る。
めでたしめでたし。


気軽なロマコメを観ようと思ったのだけど、
大人ファンタジーの設定にイマイチ入って行けず、
いい歳した大人2人のグダグダな会話が長くて、ちょっと退屈だった。
実年齢では、ファレルは40代後半で、ロビーは14歳下。
ファレルはチャーミングだけど、流石に14歳も違うと、老けが感じられる。
いつもながらハリウッド映画では、高齢男性と若い美女をカップルにする。

人生、なるようにしかならん。
過去を振り返れば、誰しも後悔の山。
それをトラウマに、30代40代を過ぎても言い訳しててもしょうがない。
時空の旅で両親の深い愛情を再認識して、
改めて結婚に踏み出そうというラストなのかな。

若い女優とロマコメを演じるには、流石にコリン・ファレルは盛りを過ぎた。
一方、マーゴット・ロビーは印象的な大きな瞳と、レトロなファッションで、
70年代のフランス女優のように美しい。
「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クイン、
「アイ,トーニャ」のトーニャ・ハーディング、
「バービー」のバービー、等々、多彩な作品で快進撃を続けている。




マイケル・ファスベンダー、ケイト・ブランシェットのダブル主演、
スティーヴン・ソダーバーグ監督のスパイ映画。


英国の国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)で、
不正プログラム「セヴェルス」流出の事態となり、
エリート諜報員ジョージが、組織内部の裏切り者を探し出す任務を命じられた。
容疑者5人の中には、ジョージの妻キャスリンも含まれていた。

ジョージは彼らを夕食に招き、
食事に混入した薬物の影響下で証言を引き出そうとする。
しかしながら、あらわになったのは、彼らの不倫関係等だった。

キャスリンもまた、秘密裏にチューリヒでロシア工作員と接触するといった
不穏な行動が発覚。
しかし、それは、盗まれたと思われるセヴェルスを買い戻す任務だった。

ジョージとキャスリンは自分達がはめられていた事に気付く。
上司のスティーグリッツが2人にセヴェルス盗難の罪を着せ、
メルトダウンを画策していた。
裏工作が露見したスティーグリッツは引退を余儀無くされる。

裏工作の実態が無くなり、2人の銀行口座にはセヴェルス買い戻しの為に託された
700万ポンドがそっくり残された。ラッキー!


華やかなスパイサスペンスかと思って観始めたが、地味な心理劇だった。
頭が悪いので、いつもスパイものって何だかよくわからない。
繰り返し観て、詳細を確認すれば納得できるのかな。
でも、なかなか同じ映画を複数回観ていられないし。

誰が、どこまで真実を語っているのか?
そこを探るのが醍醐味なんだろう。
任務を託された主役のジョージは「正義」の立場なんだと仮定しても、
映画だから、観客を裏切る場合もあるしね。わからん。
キャスリンは、ジョージとの夫婦関係は緊密だった。
でもでも、冷徹で怪しげな雰囲気は拭えない。
スパイなんて、裏の裏の、そのまた裏、どこまで行っても裏があるようなもんだろう。
真実も不実も、裏切りも綯交ぜで、何が正しいのかさえ判然としない。

ジョージ役のファスベンダーの落ち着き払った姿に対して、
キャスリン役のブランシェットのクールで神秘的な、
謎めいた瞳の怖さが際立つ。

ああ、もうちょっとスラスラとスパイものが理解できるようになりたいな。

おっ、そうなったら、スパイになる資格ありかも?

もはやレジェンドと言えるクラスのバンド、レディオヘッド。
来日コンサート決定。
来年6月だって。
えっ、9ヶ月も先⁉︎

来日告知は、何故か、ブレンダンのFacebookで知った。

今日午後4時から抽選申し込みスタートなのに、
プロモーターからメールが来たのが、午後4時41分となっていて、気づかなかった。
普通、優先予約申し込みスタートの前日にはメールが来るのだが。
抽選だ何だと言われていても、早くアクセスした方が良席を取れるのが常。
今回、そうした騒ぎでアクセス集中したりしないよう、あえて時間を外したのか?

とにかく、どのコンサートもチケット代高騰で、気楽に行けなくなった。
前方で聴きたいのは山々だけど、そこまで無理しなくてもと思う。
そこそこの席で申し込んだ。

天下のレディオヘッド様だからなのか、申し込み手続きがいつもに増して面倒。
転売防止措置もキツイ。
スマチケのみで、入場の際には本人確認の証明書(運転免許証等)も必要。
いちいち本人確認なんかやってたら、入場にメチャ時間がかかりそう。
他にも、何箇所も「同意」にマークをさせられた。
それでも、申し込みは1公演のみ。
第5希望まで申し込めるとあるけど、他の日程までは申し込めない。
複数回行きたい人は、友達と別日で複数枚申し込めば良いのか。

まぁ、ハズレたらハズレたで良いや。
来年は大本命のU2のツアーもあるから、節約しないとならないし。

そろそろ円高に動いてくれないかなぁ。

個人の事業での横領被害額としては、最大級ではないだろうか。

大ヒット作「リングにかけろ」「聖闘士星矢」等で知られる車田正美先生。
会計を任せていたスタッフが、46億円を横領していた。

元は編集者だったらしい。
20数年前から車田先生の会社に所属し、仕事の取り継ぎ等、様々な業務を担当してきた。
アニメの版権やら何やら、入金を別会社経由にさせて、
そこから自分の会社に移しただか何だかという手口だったみたい。

事件発覚後、18億円は戻ったけど、残り28億円は今のところ不明。
全額は戻らないかもね。

にしても、額が桁違いに大きい。
流石「ジャンプ」の人気作家。
…じゃなくて、横領があまりにも露骨。
車田先生個人の会社は、破綻に近い状態だったらしい。

こうなるまで、何故気づかなかった?
横領犯も「先生は芸術家だからお金にタッチしない。」とかって、
取り引き相手に説明して、自分で全部請け負っていたらしいけど、
まさにそのまんまだったってわけ。

制作に集中したい、
その気持ちは当然理解できる。
誰だってそうだから。
でも、世の中そうはいかない。
やはり、大人として、最低限なさねばならない様々な責任がある。

単純計算で、1年につき1.5〜2億円あったとしたら、
貢献してきた多くのスタッフや、家族にも、それなりの配当があった筈。
彼らは収入の機会を失った。

車田先生、72歳。
今更46億円渡されたところで、もう使い道も限られている。
全額、自分の為には使いきれない。
高級マンションやスーパーカー、クルーザー等々、
若い頃ならそういう買い物も楽しいかもしれないが。
戻って来たお金は然るべき所に寄付すると語っておられる。
立派な志。それが良いよね。

ひたすらマンガ制作に注力してきた人生。
大勢の読者を幸せにしてきた。

いや、でも…、
46億円、惜しい事したなと、思わずにいられない。

いや、でも、どうかな。
1年間に2億円ずつとなると、それなりに無駄に使い切っちゃう額で、
大して残ってなかったかもだね。

やっぱり、
マンガ制作に集中して正解だった。

人間万事塞翁が馬。