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マンガ家Mの日常
大ヒットしたフランス映画「最強のふたり」のアメリカ版リメイク。

四肢麻痺となった大富豪の介護人として、貧しい黒人青年が雇われる。
物怖じしない青年に大富豪は好感を抱くというストーリーは、
本国版とほぼ同じ。
リメイクにあたって、やたらと改変を加えたがるケースもあるけど、
今作では改変は少ない。
本国版の出来が良いので、わざわざリメイクする必要があるのか、
常に疑問に思うけど、
アメリカの観客はアメリカの俳優で観たいのかな。

映画なので、観る側の好みや主観もあるし、
個人的には、概ねオリジナルを尊重するのだけど、
観るタイミングによっても受け止め方は変わり、リメイクも良いと思える。
今作は、舞台をアメリカに合わせるよう、青年の背景に手が加えられているけど、
変更は少なく、無理がない。

大富豪の秘書の女性にアメリカ版ではニコール・キッドマンという
大スターを配役して、ロマンス部分も盛り上げた。
ハリウッド的なのかもしれないけど、良い具合になっていると思う。
やはり映画なので、人が幸せになる様子を見る方が嬉しい。

大富豪役はブライアン・クランストンで、いつもながら演技のバランスが上手い。
この人こそ、「最強」の俳優だなぁ。
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南米時間の15日、日本では16日未明、
ついにU2の南米ツアー日程が発表され、
今後の欧州、北米ツアーでのチケット取りの難しさに頭を痛めて、眠れなくなってしまった。

途中になっていた、錦織圭、引退セレモニーの録画の残りを観る事に。

有明コロシアムの満員の観客の前で、引退セレモニーができるのは、錦織圭ただ1人。
輝かしい実績と共に、怪我に苦しんだ映像も流された。
会場には、かつて錦織をランキング4位まで押し上げた2人のコーチ、
マイケル・チャンと、ダンテ・ボッティーニも駆けつけた。
2人の姿に、錦織の活躍が、より鮮明に蘇る。

セレモニーなので、
錦織と、盛田会長、チャンのスピーチがあり、
記念品の贈呈と、フォトセッションで締めくくられた。
最後に錦織がテニスを始めた頃の家族との思い出を語り、両親と姉に感謝を述べたが、
その後、妻にはひと言も触れず、名前さえ出さなかった。
欧米と違って、日本人は夫婦ベッタリな様子を披露するのは憚られるのかもしれないが、
それでも普通は、怪我でリハビリ中に支えてくれたとか、家庭を守ってくれたとか、
何かあるものだけど、まともに目も合わせない。
妻の、葬式みたいな黒のワンピース、引退試合の時と同じでは?
不倫報道から1年少々。
夫婦仲が改善したとは言えない状況なのだろう。
引退して、表舞台から暫く身を引いた後、コソッと離婚するパターンでは?

フランスの社会派コメディ映画。


パウロと父親「ラ・フレーズ」は宝石強盗を働くが、
逃走用の車がレッカーされて逃げ惑う。
障害者施設のサマーキャンプの集合場所に迷い込み、参加者と勘違いされ、
1週間身を隠すついでに同行する。

10数人の障害者と、数名のスタッフで、山間部のコテージで過ごす。
パウロは障害者、父親はその介助者のふりをする。
賑やかで屈託の無い日々の中で、次第に心を通わせるようになる。
ところが、実は、障害者達は、パウロが健常者であると気付いていた。

スタッフのリーダーのアリスは、婚約者の仕事で、NY転居を求められているが、
施設の皆との結びつきが絶ち難く、迷っている。
アリスの煮え切らない様子を案じて、婚約者はコテージまでやって来るが、
彼の強引さに嫌気がさしたアリスは、NY行きをきっぱりと断る。

街中に数人で買い出しに行った際、
パウロは顔見知りの女性に気づかれ、警察に追われる羽目になる。
自分を強盗稼業に従わせようとして来た父親に反発し、逃げるのを止める。
裁判の後、パウロは足首にGPS監視装置装着で保釈、父親は収監される。
父親は、自分を慕ってくれる障害者青年との交流と通じて、
パウロに対しても、思いやりを持って接するようになり、関係修復。
パウロは、密かに慕っていたアリスに告白し、良い感じになる。
父親は、隠していた宝石の一部を使って、コテージを買い取り、寄付する。


日本ではあまり紹介されていなかったようだけど、
フランス本国では大ヒットしたらしい。
障害者役の俳優は、皆、実際の障害者。
彼らの魅力を引き出した監督の手腕に敬服する。
障害者イコール善良な天使というわけではなく、
どこか怪しかったり、あっけらかんと人を食ったような感じだったりして、
晴れ晴れとしていて、障害の垣根を感じさせない。
中には、その生い立ちの過程で、親に拒絶された過去を持つ者もいるが。

「サムシング・エクストラ」特別な何かとは何なのか。
一般の健常者には気安く語れない、障害を楽しむ力のようなものだろうか。

費用の問題であったり、
レジャー施設では、監視員不在を理由に断られそうになったりと、
大小様々な壁は常にある。
(そういえば日本でも、団体が旅館宿泊を断れれたケースがあったなぁ。)
個々の事情を知らされる箇所では、時々ジワリとさせられるけど、
過剰な御涙頂戴にならないのが良い。

アリスは、障害者施設のスタッフが天職とも言える人で、
皆と長く付き合い、心が通じていて、面倒も上手く捌くコツを心得ている。
じっくり付き合う機会が大事なのかもしれない。
勿論、現実は、意思疎通や介助等々、簡単では無いだろうけど。




普段、音楽番組はあまり見ないのだけど、
バラエティ番組の繋がりで、深夜の「夜の音」を見ている。
MCの菊池風磨と畑芽育がサッパリしていて、インタビュー部分が興味深い。
でも、肝心のゲストの音楽には、ほぼどれもついていけない。
ポーズを決めて、自己肯定感高めの主張、主張。
若者って、エラそう。

昨夜はIMASEという若手のミュージシャン。
ほぼ独学で、TikTokでの配信から、瞬く間に武道館ライブに到達したシンデレラボーイ。
なのだけど、一定のテンポでダラダラ続く歌には、イライラさせられる。
あえてなのだろうけど、特徴的な歌い方も、歌詞が聴き取り辛くてわけわからない。
これも、あえてなのだろうけど、
歌詞とメロディが合わさっていなくて、また聴き取り辛くてイライラ。
元々は、TikTokでサビを流したところから活動が始まっているそうで、
音楽全体が、個別のパーツの合体のようで、流れを感じられない。

昨今の若手は皆、似たり寄ったり。
女性も男性も、アイドルグループ花盛りで、衣装やダンスパフォーマンスは目を引くが、
歌はバラバラで、印象に残らない。

自分が子供の頃、親がTVの歌番組を見せてくれなかったので、
ろくに聴く機会も無かったが、
街中で流れる音から、何となく歌を覚えた。
改めて歌詞を検索すると、あちこち間違っていたり、音程も怪しいが、
それらは今でも歌える。
歌詞にドラマがあり、メロディに歌詞が沿っていたので、澱みなく流れるから。

でも、最近の流行歌は、歌詞もメロディもバラバラ。
パフォーマンスのカッコ良さでウケても、歌詞は覚えられず、
5年、10年先には誰も歌えないだろう。
そういう構成は、昨今のネット配信の影響だとも言われている。
とにかく、飽きやすい視聴者の耳に一瞬でも引っ掛かるよう、
短いサビだけで捕まえようとするり

それは、実のところ、
デジタルのマンガでも、同様の傾向が見られる。

ネット配信で、3〜5ページ程度のエピソードで、日々短い枚数を流す。
そうなると、先程の音楽と同様、個別のパーツを並べるばかりで、
全体の流れ、うねりが感じられなくなる。 

マンガの主流は週刊誌の連載で、1回の枚数は15〜20枚程度。
40枚の月刊誌や、125枚の描き下ろし単行本とも違うが、
15枚なら、まだ全体の流れが見える。
でも3枚となると、キャラクターも、読者も、感情の振れ幅が大きくなる余裕が無い。

淡々とした積み重ね。
そういうタイプのマンガがネット配信の主流となる。
それはそれで、やはり上手い作家が生き残るわけだが。

ただ、絵のコピペの繰り返しには、驚かされる。
建物等の背景ならまだしも、
3〜5ページの中で、毎ページ、人物の同じ絵の使い回しには、
マンガ制作の効率化もここまで来たかと、悲しくなる。

「ガラスの城」の華麗な世界で、少女マンガの黎明期を盛り上げた巨匠、
わたなべまさこ先生が、今月3日、97歳で大往生を遂げた。

91歳まで新作を描いていたという。
今回、ご自身による辞世のメッセージも発表された。


ご冥福をお祈りします。


独特の、ロマンチックでありながら、クールな絵柄。
同様に、ロマンチックでありながら、クールなストーリー。

特に、あの個性的な絵柄は誰にも真似できない。
当時の「マーガレット」は、どの作家さんも、一目でこの人とわかる絵柄を持っていた。
それが「作家」だと思っていた。
でも、昨今は、全く区別がつかない絵柄で溢れかえっている。
つまらなくなった。