忍者ブログ
マンガ家Mの日常
1回戦2日目、
大坂なおみ選手登場。

苦手のクレー。
昨年は女王シフィオンテクをギリギリまで追い詰め、
今年は現在好調のバドーサを追い詰めたが、やはり後一歩及ばず。
2年連続で1回戦から上位シードと当たる不運。
何だろうなぁ、チャンスと思えるポイントで、力むのか、ミスする。
我慢が続かないのか。

でも、悪くはなかった。

次のウィンブルドンはわからないけど、
その後のハードコートシーズンには、もっと活躍する姿を見せて欲しい。

とにかく、32位までランキングを上げて、シードに入らなければ。
PR

猫が好き。

猫を飼いたい。

種類も見た目の良し悪しも問わない。

でも、飼えない。
独り暮らしで、旅行に行ったりするから。
その間ずーっとペットホテルに預けっぱなしというわけにもいかないし。
保護猫とかは、飼い主としての審査が結構厳しいらしい。
そこそこの年齢になってしまうと、猫の寿命まで責任を取れるかどうか微妙だから。

ネットで猫に関する記事を見ていると、保護猫とか拾い猫とかの話題がある。
でも、都会のマンション暮らしでは、庭先に野良猫が来る事はない。

以前、確かブログを始めて間もなくの頃、
猫を飼うなら「ビー玉」と名付けようと思ったと書いた。
好きなミュージシャンの名前とか付けると楽しそうなんだけど、
猫が死んじゃった時に動揺が激しくなりそうで、やめた。

今日、夜道の途中で猫の鳴き声を聞いて、(家猫か野良猫かは不明)
別の名前を思いついた。

「ピカソ」

音の響きも可愛いし、
ピカソなら、もう随分前に死んでるから、少しは気が楽。

アレルギーを英語で言うと、むしろ「アレジー」と聞こえる。

以前にも少し書いたかもしれないけど、
ラテックスのアレルギーがある。

右膝に少し痛みがあったので、膝サポーターをしてテニス行った。
帰宅して、しばらくは何ともなかったのだけど、少しずつ痒みが広がってきた。
サポーターのゴム部分が直接肌に触れた部分。
痛痒さが続く。
先頃の咳喘息で、体力が落ちて、免疫力も落ちてるからかな。

次からは、レギンスを必ず履くようにしなくては。

ソフィア・コッポラ監督の出世作。
アカデミー賞脚本賞受賞。


ハリウッドスターのボブは、200万ドルという契約金に釣られて、
サントリーウィスキーのCM出演を承諾し、撮影の為1人で東京に来る。
高級ホテルでの滞在に支障は無いが、撮影現場では通訳にムラがあり、
コミュニケーションが取れず、時折ウンザリさせられる。

同じホテルに、セレブ写真家の夫ジョンに付いて来たシャーロットが宿泊。
ジョンが別の仕事で一旦東京を離れると、
ほったらかしにされて、グダグダと過ごしている。
大学卒業後2年で、まだ将来の目標も定まっていない。

2人はホテルのバーで出会い、親子程も年が離れてはいるが、意気投合し、
自由時間を一緒に過ごすようになる。
ボブがホテルの専属歌手とワンナイトしたのを知り、一時気まずくなる。

和解した頃に、シャーロットの夫がホテルに戻り、
ボブは帰国の日が近づく。
別れの瞬間が近くなった時、街中でボブはシャーロットを呼び止め、
ハグして、耳元で何か囁く。


有名映画監督スパイク・ジョーンズと結婚し、日本を訪れた
ソフィア自身の体験を基にした作品だとか。
正直言えば、あまり面白いとは思えなかった。

ハリウッドで俳優として成功したものの、やや下り坂のボブが、
お金の為に日本の仕事を受け、終始憂鬱そうな顔をしている。
マネージャーや通訳を同行させず、俳優1人で来るのは珍しくないそうだけど、
明らかに仕事で齟齬が生じてるんだから、何だかなと思うよ。

シャーロットの方は、所詮、夫の稼ぎで贅沢三昧のセレブ若妻。
で、中高年スターと20代女性が接近するってのが、どうもね。
互いに既婚者で、ボブは妻と疎遠で、シャーロットも似たような状況。
一線は超えないものの、精神的恋愛関係にのめり込む。
どうなんだろうね、
不安な旅先で、言葉が通じる数少ない相手ってのもあるのかもね。
帰国したら目がさめるパターンかも。
この2人の恋愛感情こそ、翻訳ミス(ロスト・イン・トランスレーション)
なのかもしれない。

ラストシーンでボブが何と囁いたのか、それは映画の秘密。
観客の気を引いて、解釈を複雑化させる手段。
有名俳優と有名写真家の妻だから、帰国後、連絡手段はあるだろう。
このラストシーン、爽やかに歯切れよく、という感じではなく、
後を引き摺る雰囲気。
現実では、ソフィアは早々に離婚している。

英国のサスペンスドラマのミニシリーズ、全6話。
タイトルの通り、爆発物処理班の活躍を描いた作品。

(ネタバレあり)


ロンドン警視庁所属の爆発物処理班。
団地に爆発物があるという通報を受けて
元軍人でベテラン技術者のラナはチームと共に出動。
無事解除するが、主人のフィーランが別の場所で発見され、
身体に高性能の爆発物を括り付けられていた。
激しく動揺するフィーランを穏やかに説得して落ち着かせ、爆弾解除に成功。
しかし、チームリーダーのナットが付近に駐車されていたバンを調べようとすると、
バンが突然大爆発を起こし、ナットが犠牲になる。
信頼できる先輩で親友でもあったナットを失い、意気消沈するラナだったが、
新たにチームリーダーに任命され、犯人逮捕に意欲を燃やす。

ラナは、最初の爆弾が殺傷能力の無いものだったのと、
室内に刻まれたある数字に疑問を覚える。

その後も、同一犯と思われる犯人による爆弾テロが続き、犠牲者もでる。
極右グループとイスラム過激派との抗争であるような声明が出されたが、
ラナは、爆弾の仕掛けの特徴が軍人によるものだと気付き、
チームの1員でもあるジョンを調査して、爆弾テロに関連した証拠を発見する。
ラナの弟ビリーとの繋がりも見つかり、
ビリーが知人から預かった車を運転していると、自爆テロと見做される。
ラナがビリーに連絡して車内を調べさせると、爆弾が見つかる。
広い公園に誘導し、解除方法を検討するが、
耐えきれなくなったビリーは車から出ようとして、
爆発物を起動させてしまい、命を落とす。

悲嘆にくれるラナを支えようとする恋人のトム。
ラナは軍人時代の友人カールと関係を結びつつあったが、
事件に集中して、2人のどちらとも離れてしまう。

鑑識のソニアが、軍隊に関連する資料を調査していると、
ある数字が浮かび上がって来る。
ソニアは、「561142」という 数字が、元素記号の数字を表し、
繋げると「DyNaMo(ダイナモ)」という言葉になる事に気がつく。
「ダイナモ」は、かつてアフガニスタンで死傷者が出た軍事作戦に関連する。
さらにラナは、最初の団地の室内に刻まれていた数字「1912」が、
同じく元素記号で「KMg」となり、カールのイニシャルだと気づく。

カールは、当時の調査委員会が軍事作戦での事故を隠蔽しようとしたのに憤り、
命を落とした仲間の兵士達の為に復讐を実行していた。
最後の標的は、委員会の長で、今回の選挙で立候補した議員だった。
現場でカールは射殺され、事件は解決する。


構成や謎解き部分も面白く、スピーディーで緊張感もあって、良いドラマだった。
昔風に言えば「男勝り」となるのかな、
仕事に精力を注ぐラナのキャラクターも小気味が良い。
爆発物処理に向かう勇敢さと共に、
囚われの身の被害者を説得して落ち着かせようとする心遣いの深さも備えていて、
知性を感じさせる。

人間関係の造形も上手い。
最後の爆弾テロ現場で、ラナが任務にあたろうとしていると、
カール(まだ犯人とバレていない)が差し入れのコーヒーを持って、
ノコノコと現れ、ラナに2人の関係を進めたいと告げる。
こんな危険な状況の場で?と思うが、
それは、カールがラナと過ごす幸せさえ手に入れられれば、
最後の爆弾テロを思い留まろうとする、救いを求める姿でもあった。
切ない。
ラナはギリギリで気付いたのだろうけど、激しく感情を見せる事をせず、
カールを失った後でも、毅然としているのが、逆にジワる。

このところ、北欧ドラマでちょっと不満があったので、
こうして見ると、やっぱり英国も上手い。

ネットで検索すると、シーズン2もあるらしい。
トムとよりを戻すのかな?
出世コースだけど、見た目がイマイチ。(ゴメンね。)