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マンガ家Mの日常
シーズン1、なんとか見終わりました。
連載ものは勢いがつくと早い。

ある惑星が太陽の収縮で滅びようとしている。
惑星の住人達は 地球への移住計画を平和な形で進めるべく来訪したが、
彼らを捉えたアメリカ政府の理解が得られず、長期に渡って拘束される。
拘束を逃れた者達がやがて強硬手段に出始める。
更に、太陽の急激な変化もあって、惑星住民全員、早急の移住が必要となる。
25億人の移住計画遂行の為、地球人抹殺計画が企てられる。
計画は寸でのところで阻止されるが、彼らには別の言い分があった。
彼らは人類誕生以前、地球の住人だったのだ。

ここまでが第1シーズン。
はたと気付く。
これって、イスラエル、パレスチナ問題だ!

とにかく、TVドラマって言い切れないくらいスケールが巨大。
25億人の先住民族がいきなり地球にやって来て、これからどうなるのか、
先の展開が全く予測不可能。

惑星の指導者の立場にあるローラ・イネス、
指導者なのに、最終話では自ら生物兵器の持ち運びまでやって掴まってる。
そうやって要所要所で穴を作っとかないと、もうとっくに人類滅びてる。

「24」なんかでもそうだったんだけど、
登場人物が何故か、皆どこかウザッたさを備えている。
こういうのって、特定の人物の価値観に縛られた見方を防ぐ、と言う点では
有効なのかもしれない。
どっちが絶対正しい、とか言うような短絡的な考え方に陥らずに済むものね。
多角的視野、色々な人の立場から世の中を見る、
そういう感覚を育てるのって大切。

でも、主人公のガールフレンドの金髪のカワイコちゃんはやっぱうっとおしい。
こいつにばっか調子良く話が進む。いい加減もう死んでる筈だろ。
大人顔の割にアテレコが女の子っぽいのが癇に障るのかもな。
キレイなんだけど、鼻の形がイヤだ。なんかイジワルっぽい形だ。

ブレア・アンダーウッドは遂にアメリカ大統領役まで上り詰めた。
「LA LAW」の頃から可愛かった。
確か、クリント・イーストウッドの映画で犯人役に抜擢されて、
当時の映画評で「カリスマ性がある。」と言われていた。
その後ちょっと見かけない時期もあったけど、
「SATC」「DURTY SEXY MONEY」なんかでクセのある役をやるようになって
ベビーフェイスから脱却した感がある。

一方、副大統領役のビル・スミトロビッチも、年齢を重ねて良い顔になり、
このところ重厚な役所を続けてものにしている。
ジェリコ・イヴァネクも、あの暗い顔立ちで人気のバイプレイヤーとなった。
良い人なのか悪い人なのか、パッと見ではわからないのが重宝されるんだろう。

迫力があって、お勧めのドラマではあるんだけど、
この先どこまで話が転がるのか、
あんまり転がり過ぎると 付いて行けなくなる心配もある。
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