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マンガ家Mの日常
仕事の集中度合いが増してくると、あっと言う間に夜型生活になってしまう。
年明けてからまだ買い出し以外で外に出ていなくて、
なんだかグタッとしていたし、今日はやや寒かったので悩んでしまったけど、
頑張ってジョギングに出た。
今年、もうちょっと絞れると良いんだけど、仕事の事考えると、
現状維持で良しとしなければね。

昨晩、アイドルグループのドキュメンタリー的な番組を見た。
売れる前の苦労がテーマだったようだけど、
ほぼ素人の女の子達が集まって、短期間のレッスンだけで舞台に立って、
それですぐ売れる訳ないって思う方が普通な気がする。
Kポップの子達は3〜5年間合宿してレッスンしてるし、
ジャニーズの子達だって、デビューまでの長い期間バックダンサーをしてる。
歌とかダンスなんていう芸事は、人に見せてお金を貰えるようになるまでに
長い長い修業期間があってしかるべきなんだ。(マンガだって同様。)

番組中では、紅白に最初に出演した時、1分35秒だけだったのが
苦痛であったかのような描かれ方をしていたけれど、
視聴率40%を越える番組でそれだけの時間を取るって言ったら、
フツーの民放で考えれば、スゴイ金額が動くもの。

普段の劇場での活動にしたって、
チラシ1枚作るのにだってホントはお金が掛かってる訳で、
そうしたお金は、もっとずっと頑張って働いている別のアーティストが
事務所に出演料の何割かを持ってかれて、そこから事務所の経費となって
売れてない子達の活動資金に回されてる訳なんだ。
(事務所によって色々だろうけど、基本は同じようなものだよね。)

それでたかだか1、2年売れなかったって、
我慢して乗り切るのが当然だろう、と、大人としては思うのさ。
だから、番組だからって、変に美化しちゃいかん。

10代の頃の1年間って、長く感じるものなんだろう。
特にアイドルなんて期間限定のものだから、
そのあたりの機会を逃すと、もう先は無い。
ちゃんとしたアーティスト目指すなら別だけど。
歌とかダンスとかではなく、存在にこそ商品価値がある。
つくづく、日本のアイドルって、不思議な商売だと思う。
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